巳 |
「いやいや、予想は出来ましたよ。ああいうキャラはモテます」 |
素 |
「そ、そうなの?」 |
巳 |
「眼鏡Yシャツは正義です。もっと勉強してください」 |
素 |
「は、はい……って、BLの勉強をする気は……」 |
巳 |
「BLとかに限るな」 |
素 |
「え〜と、巳無月先生のBL談義はともかくとして……」 |
巳 |
「ふぁきゅーん」 |
素 |
「話を戻して、『作品イメージとして』ってことに絞ると、気をつけたこととかあります?」 |
巳 |
「今回の『はるとま』は、基本的に綺麗なお話だと思うんです。だから、あまり弾けすぎないように手綱を絞ったり」 |
素 |
「ストーリーというか、設定自体はかなり重いんですよね、この作品」 |
巳 |
「重いですよ。この世界って……って、これ、言わない方が良い?」 |
素 |
「言わなくても良いかなぁと思うことは、伏せておいて良いんじゃない?」 |
巳 |
「じゃ、伏せときます。まぁ、なかなか重くて大変な設定とかあっても、当たり前に明るく楽しく、当たり前に毎日を生きてるんだって感じがでるようにと」 |
素 |
「日常感ですな。自分も、必要ないところでは、あんまり悲劇悲劇しないように気をつけましたね。不幸があっても、出来るだけ明るく前向きに……。まぁ、単に自分がペシミスト一直線なキャラとか嫌いなだけかもしれませんけど」 |
巳 |
「本ッッッッ当、悲劇とか悪人とか嫌いですよね」 |
素 |
「フィクションでくらい、ポジティブ中心で良いじゃないか……」 |
巳 |
「ネガるんじゃありませんことよ」 |